About Us

Better Life for Farm Animals Japanとは

アニマルウェルフェアを身近な存在にする組織です。

アニマルウェルフェア(家畜福祉)に配慮する意義をより多くの人と共有することを目的に、情報発信やイベントなどを開催します。

2021年7月に発足しました。

「ウェルフェア」の本来の意味は、「満たされて(Wel)生きること(fare)」とされます。人間が利用する家畜であっても、動物本来の生態を尊重し、 ストレスから解放し、幸せな状態で飼育すべきとの考え方がアニマルウェルフェアです。世界では、欧米を中心に、生産性と効率性を重視した工場的な畜産システムを改め、 下記の「5つの自由」を基本原則としたアニマルウェルフェア畜産システムへの転換が急速に進んでいます。

アニマルウェルフェアの国際概念「5つの自由」

  • 飢えと渇きからの自由(解放)
  • 不快からの自由(解放)
  • 痛み、傷、病気からの自由(解放)
  • 通常の行動様式を発現する自由(解放)
  • 恐怖や苦しみからの自由(解放)
日本でも、先駆的な実践者たちが牛や豚の放牧や抗菌剤投薬ゼロ、平飼いでの養鶏など独自の取り組みを進めており、一般社団法人アニマルウェルフェア畜産協会による認証制度も始まっています。AWFCJ(Animal Welfare Food Community Japan)という運動組織も設立され、普及促進に努めています。しかし、一般での認知度はまだまだ低いと言わざるをえません。そこで私たちは、まちのレストランやスーパー、一般の家庭の食卓に、当たり前のようにアニマルウェルフェアの畜産物が並ぶ日を夢見て、この組織を立ち上げました。組織名の” Better Life for Farm Animals Japan” には、家畜(Farm Animal)が満たされ、よりよく生きる(Better Life)畜産方法を広げ、食の生産から流通、消費に至るまで、家畜にも人にも地球にもやさしいフードシステムを実現したいとの思いを込めています。Better Life for Farm Animals Japanは、生産者、流通関係者、レストランなどの飲食関係者、消費者、研究者など、あらゆる人と連携し、ともに考え、行動していきます。

私たちが目指すもの

毎日の食べものから、
世界を変える

私たち自身のために、子どもたちのために、持続可能な地球環境のために、何を食べて生きるのか。「アニマルウェルフェア」をキーワードに、あらゆる人々とともに考え、行動します。

1家畜にも人にも地球にもやさしいフードシステムを実現する

家畜は、卵やミルクや肉など人の食料を生産するために生まれ、殺される運命にあります。しかし、家畜は機械ではありません。痛みや苦しみや悲しみや喜びなどを感じる、感受性のある生きものです。家畜が生きものとして、せめて最低限の命の尊厳をもって生きられる飼育が必要ではないでしょうか。
家畜がのびのびと健康に育つことで、人にとっても安心で安全な食となる。
無理をし過ぎない生産方法で、地球にとっても環境負荷を減らす。
鶏や豚や牛などの家畜、一羽、一頭の命を大切に扱う。
アニマルウェルフェアに配慮することから、家畜にも人にも地球にもやさしいフードシステム(食の生産〜流通〜消費)の実現を目指します。

2知って、行動するきっかけをつくる

なぜ、家畜にとって大事なのか?

なぜ、社会や地球にとって大事なのか?

なぜ、あなたにとって大事なのか?

アニマルウェルフェアに配慮することが、なぜ大事なのかを知り、行動につなげていくために、面白くてためになる、セミナーやワークショップを開催します。また、日本では情報が限られているため、アニマルウェルフェアに関する国内外の情報を広く収集し、共有していきます。

3行動する人を応援し、アニマルウェルフェアの畜産品を増やす

生産者、流通事業者、レストランなどの飲食関係者、小売店、消費者に至るまで、アニマルウェルフェアにより良い配慮をするすべての関係者の取り組みを応援します。そして、アニマルウェルフェア畜産品の魅力を広め、需要を増やし、アニマルウェルフェアにより良い配慮する生産者を増やしていくことを目指します。

代表あいさつ

一緒に考え、行動しませんか? 
私たちの未来のために

Better Lifeいけしまじょうじ

私は子どもの頃からアレルギー体質で、大人になってからもアトピー性皮膚炎に苦しみました。体質改善に取り組むなかで痛感したのが「食の大切さ」です。バランスよく食べるだけでなく、食材の「質」や「つくられ方」に目が向きました。農作物は、農薬不使用や有機栽培、自然栽培のものが少しずつ広がってきています。しかし、肉や卵、乳製品は、なるべく自然に近いものを口にしたいと思っても、なかなか手に入りません。調べていくうちに、畜産物がどのようにつくられているのか、実態を知りました。そして、出会ったのがアニマルウェルフェアという考え方でした。

家畜は、人間のために利用される産業動物です。それでも、生きている間は太陽の下で土の上を駆け回ったり、草を食んだり、土を掘り返したり、生きものとして尊厳のある生き方ができたらどんなにいいでしょう。それは家畜のためだけではなく、食べる人にとっても大切なことではないでしょうか。家畜がしっかり運動できて、生きものとして健康に育つことで、はじめて健康で安心な食材となるはずだからです。

日本では少ないながらも、こだわりをもってアニマルウェルフェアに配慮する生産者がいます。そうした畜産品を、消費者がしっかり支持することで、日本のアニマルウェルフェアは発展していけるでしょう。

毎日の食事に何を選ぶのか。その選択によって、人にも、家畜にも、環境や地球にもやさしくなることができます。「おいしさ」から世界を変える。未来を変える。生産者、流通事業者、消費者がみんなで手を取り合って、アニマルウェルフェアを支え、広めていきませんか? あなたのご参加を、心からお待ちしています。

【プロフィール】

1973年(丑年)生まれ。2015年、「小規模生産者と消費者をつなぎ、毎日の食から”美味しい革命”を!」をコンセプトに、個人事業として「Eat Natural 」を立ち上げ、自然食材販売を開始。

2016 年、AWFCJ(アニマルウェルフェアフードコミュニティジャパン) や生産者との出会いから、アニマルウェルフェアに配慮した畜産品の販売を開始。各地の牧場を訪ね、生産者とシェフのつなぎ役として、 アニマルウェルフェアの魅力を伝えながら、主に業務用の卸を行う。

2018年より、AWFCJ事務局長を務める。イギリスの家畜福祉推進団体CIWF(Compassion in World Farming)の支援を受けて2021年7月、Better Life for Farm Animals Japanを設立。

アニマルウェルフェアの普及に取り組んでいる。Slow Food Ginza 会員。

シェ・パニーズ (Chez Panisseカリフォルニア州バークレーにあるレストラン)のオーナーでスローフード協会副会長 アリス・ウォータース(Alice Waters)さんの提唱する”Delicious Revolution” 「美味しい革命」歩兵隊!